エアコンの設定温度を1度上げると、どれだけ節電になるの?
9月に入っても暑い日が続き、
エアコンの使用はまだまだ続きそうですね。
全国的にみても暑い地域である
関西地方の、1年で最も暑くなる
8月~9月にかけての平均電気代は
およそ12000円~13000円
(総務省統計局家計調査による)ほど。
そのうちにエアコンの料金が
占める割合はなんと50%以上にも及びます。
電気代の節約には、エアコンに使用が
大きく関係しているのが分かりますね。
エアコンの設定温度は「27~28度」に
設定すると良いといわれていますが、
実際に設定温度を高めにすると
どれだけ電気料金を節約できると思いますか。
設定温度を1度上げると、
消費電力は10%も減らせます。
そして、風量は「自動」に設定すると、
状況に応じた風量で、効率よく部屋を
冷やすことができますよ。
エアコンのつけっぱなしは本当にお得なの?
部屋に滞在しているとき、エアコンの
「つけっぱなし」と「こまめにスイッチをオフ」
にするのとでは、どちらが節電になるか
気になりますよね。
空調メーカーのダイキンが、「つけっぱなし」と
「30分ごとに入り切り」で運転し、
それぞれの消費電力を計測・比較する
実験で検証を行いました。
すると、日中の『外気温の高い時間帯は、
「つけっぱなし」の方が「こまめに入り切り」
よりも消費電力量が少なくなる』との結果に。
エアコンは起動時の消費電力量が
もっとも多いため、暑い時間帯は
オン/オフによる消費電力が、
「つっけぱなし」を上回ってしまう
ということです。
続いては、外出をする際のエアコンの
オン/オフについて。
長時間外出する場合は、
当然エアコンを「オフ」にすると思います。
では、ちょっとコンビニに買い物に行ったり、
子どものお迎えに行ったりと短時間
家を離れる場合は、エアコンを
「つけっぱなし」にしておくのと、
「オフ」にするのではどちらが
お得なのでしょうか。
ダイキンの実験によると、
日中9:00~18:00までの時間帯は、
30分程度の外出であれば、
エアコンを切るよりも「つけっぱなし」
にする方が電気代は安くなりました。
つまり、30分を超える
外出の場合には、エアコンの運転を
オフにした方が消費電力量は小さくなると
言えますね。
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