手付かずの自然が残る離島「奥尻島」。絶景「奥尻ブルー」の楽しみ方

道南方面

1993年 北海道「南西沖地震」からの復興を乗り越えて。

今でこそ国内で大規模な地震が頻発し、
1993年に起きた北海道南西沖地震
遠い過去のものとして忘れられているかもしれません。

でも、私にとっては人生ではじめて
地震に恐怖を感じたのが南西沖地震でした。

しかも、南西沖地震が発生するちょうど
一年前に初めて奥尻島を訪れ、
透明度の高い海の美しさと
豊富な海産物に感動した事を
今でも鮮明に記憶しています。

その翌年に「また奥尻島に行きたい」と
両親にせがんでいるところを南西沖地震が
奥尻島を襲いました。

1年前に見た光景が津波により跡形もなくなった姿を
テレビに映し出され、奥尻島行きの家族旅行を
諦めざるを得ませんでした。


出典:「1993年(平成5年)北海道南西沖地震」(地震調査研究推進本部)

でも、島民のふんばりでたった5年で奥尻島は復興を遂げ
「奥尻ワイナリー」や奥尻高校が行う全国から生徒を募集する
「まなびじり奥尻」など、今でも更なる進化を続ける
パワフルな奥尻島。

震災から20年以上ぶりに訪れた奥尻島には、
ひたすら海を愛した小学生時代には気づけなかった
新しい奥尻の美しさに気づくことができました。

奥尻島ってどこにあるの?奥尻島へのアクセス方法は?

奥尻島は北海道の南西部に浮かぶ離島。

周囲は約84kmで2600人の
住民が生活しています。

奥尻島へのアクセスは道南の江差町から
ハートランドフェリーを利用するのがポピュラー

奥尻島と本土の行き来は基本的に1日一便

期間 江差発~奥尻着 奥尻発~江差着
5/7~10/31 13:00~15:10   07:00~09:10
11/1~12/31 13:00~15:20 07:00~09:20

運賃は各グレードによって異なりますが、奥尻島行きの
「カランセ奥尻」2017年就航の新しい船舶なので、
2等席でも充分満足できる快適さ。

また、船内にはキッズルームペットルームそして
レディースルームが完備され、安心して快適な船旅
楽しむことができます。

座席 料金(子ども:半額)
1等 アイランドビューシート 5,840円
2等 指定席 3,570円
2等 自由席 2,910円

※大人1名につき、同伴の未就学児が2名無料です。(指定席等の利用を除く)

また、ご家族やグループでプライベートな船旅をご希望の方は、
特別室の利用も可能です。(一人2等料金+1グループ2万円)

個人的には2等席で充分。
なぜかというと、船のまわりを海鳥が飛び回るんです。

しかも、海鳥たちは人の手から直接
「えびせん」を食べてくれるから驚き!

海鳥とたわむれているうちに、
約2時間の乗船はあっという間に
過ぎていき、奥尻島到着です。

島内の観光には車があったほうがベター

レンタサイクルもありますが、島内は
わりとアップダウンが多いので、
体力に自信のある方は良いかも。

レンタカーを前もって手配するか、
長く島に滞在する場合は、車も一緒に
乗船
しておくと良いですよ。
【自動車航送運賃】

車両の長さ(幅は2.5mまで) 料金
3m未満 14,760円
4m未満 19,230円
5m未満 24,340円

※運賃には運転者の2等席の料金が含まれています。

奥尻港には奥尻島のマスコットキャラクター
「うにまる」くんがお出迎え。

【基本情報】
ハートランドフェリー株式会社
・問い合わせ:0570-09-8010
・予約専用ダイヤル:0570-02-8010 <受付時間9:00~17:00>
・フェリーターミナル駐車場:あり(無料:約50台)

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