木のぬくもりに癒される「ちゃちゃワールド」ってどんなところ?
木のおもちゃ館「ちゃちゃワールド」があるのはオホーツク地方
遠軽(えんがる)町の生田原(いくたはら)。
北海道入植当時のこの土地には、日中でも周りを
薄暗くしてしまうほどの大きな木々が生い茂っていました。
その木材を加工し、道内外に製品として販売してきた生田原。
そんな地元の産業であった木をテーマに、
世界40か国の木のおもちゃを集めたミュージアムが
「ちゃちゃワールド」。
影絵の巨匠・藤城清治氏の作品を展示した
「コロボックル影絵美術館」も併設され、
大人から子供まで楽しめる博物館です。
からくりおもちゃ・あやつりおもちゃ・くるみ割り人形など
約1万点もの木のおもちゃを展示・収蔵しています。
館内の柔らかい光の中で、木のぬくもりが
感じられますよ。
「あそびのひろば」では、三輪車や木馬などの乗り物や
木の玉のプール、すべり台や積み木で
木の香りや手触りを実際に感じながら
思う存分遊ぶことができます。
ここに併設しているのが、藤城清治氏の影絵美術館。
エレベーターホールには、「かぎりなき夢のプレイランド」
の影絵がどこまでも続いています。
北海道のこびと伝説「コロポックル」を題材にしたものなど、
ここでしか見られない30作品に心を奪われてしまいます。
このほかにも、木のおもちゃ作りが体験できる「木工房ゼペット」や、
木のおもちゃや影絵グッズ、町内の木製品や特産品を購入できる
ミュージアムショップ。
ひと休みできる休憩コーナーもありますよ。
【基本情報】
「木のおもちゃ館ちゃちゃワールド」
・住所:北海道紋別郡遠軽町生田原143-4
・営業時間:利用時間4月~10月 9:30~18:00/ 11月~3月 10:00~17:00
・定休日:4月~10月 無休/11月~3月 毎週月曜日(祝日を除く)
年末年始(12月28日~1月1日)
・料金:大人630円/小学生320円/幼児無料
・お問い合わせ:0158-49-4022
・駐車場:あり(無料)
【所要時間の目安】
・北見市~生田原:約50分(R39留辺蘂(るべしべ)町からR242)
・紋別空港~生田原:約1時間(R238湧別(ゆうべつ)町経由R242)
・女満別空港~生田原:約1時間30分(北見市経由)
まとめ
今回はオホーツク地方の癒されスポットを
2か所ご紹介しました。
特に「チミケップ湖」はオホーツクの秘湖の中の秘湖
と言われ、ここを目指して来られた
キャンパーや観光客しかいません。
日々の喧騒を離れて手つかずの大自然を体感し、
大きく深呼吸をしてリフレッシュをするのに
最適の場所です。
また、「ちゃちゃワールド」では、
木のぬくもりを感じながらひたすら積み木を
積み上げたり、薄暗い中に浮かび上がる
藤城清治氏の幻想的な影絵を見入ったりと、
ここでも、日常を離れた体験ができます。
主要都市を離れた2か所ではありますが、
機会があれば是非立ち寄ってみてください。
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