オホーツクの秘湖「チミケップ湖」ってどんな湖？行き方は？
「チミケップ湖」はオホーツク地方の津別町にある湖。
実は、北海道の難読な地名は80％がアイヌ語に由来するもの。
多くの地名は日本語（漢字）表記を当てていますが、
「チミケップ」はカタカナのまま残っています。
「チミケップ」とは、アイヌ語で「崖を破って水が流れるところ」
を意味し、1万年ほど前に谷がせき止められてできた
湖と考えられています。
アクセスには道道27号線から砂利道を10キロほど
走る必要があり、観光ルートから外れているためか、
ほとんど手つかずの大自然の中にひっそりと佇みます。
北海道民もその湖名を知る人は少ないと思いますよ。
「チミケップ湖」は外周およそ7.5kmの小さな湖ですが、
その周りは135ヘクタールもの原生林に囲まれ、
そこは「野鳥公園」に指定されています。
天然記念物のクマゲラをはじめ
40種類以上もの野鳥が生息。
キタキツネやエゾリスなどの野生動物も
生息し、まさに手つかずの大自然が
広がっています。
【チミケップ湖へのアクセス】
・津別町～車で30分（約20㎞）
・北見市～車で35分（約24㎞）
・女満別空港～車で約1時間（約45㎞）
※道道から10㎞程の砂利道があるため、
車以外でのアクセスは難しいです。
原生林に囲まれた手つかずの湖。チミケップ湖の楽しみ方。
チミケップ湖湖畔に、たった一つのリゾートホテル
「チミケップホテル」があります。
小さなホテルですが、各国の名店で腕を磨いてきた
シェフが提供するディナーコースは本格的。
1日8組限定のおもてなしが受けられます。
カフェは宿泊客以外も利用することができるので、
チミケップ湖と雄大な自然を眺めながらのコーヒータイムは
是非おススメです。
ホテル前の桟橋からカヌーのレンタルも可能です。
（宿泊者：2000円/1時間 一般：3000円/1時間）
チミケップ湖の湖畔には散策路が整備されているので、
森林浴やバードウォッチングが楽しめます。
原生林の中を歩いているだけで心が満たされた気分に。
チミケップホテルから20分ほどの散策で見られる
「鹿鳴（ろくめい）の滝」もキレイでした。
「チミケップの大自然を身体で100％満喫したい」という方には
「チミケップ湖キャンプ場」があります。
チミケップホテルから1.5ｋｍほどの場所。
トイレや炊事場もキレイで、管理人さんが常駐しているので、
キャンパーに人気のキャンプスポットです。
【基本情報】
チミケップホテル
・住所：網走群津別町字沼沢204
・電話：0152-77-2121
・駐車場：あり（無料）
※冬季のみ、JR北見駅から送迎あり。
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