キム・スヒョンのプロフィール&来歴
(photo via Vogue)
男子中学校に通っていたという
キム・スヒョン。
中学校を卒業するまでは、
恥ずかしがり屋で、
母親に背中を押されて
演劇に挑戦。
デビュー前には「グリース」などの
ミュージカルへの出演や
JYPエンターテインメントの
練習生を経て2007年に
「キムチ・チーズ・スマイル」で
水泳部員役で芸能界デビュー。
2011年公開のドラマ
「ドリームハイ」で初主演を務め、
共演のスジと共に、
注目を集めました。
2012年には「太陽を抱く月」で
時代劇に初挑戦。
視聴率は40%を突破し、スヒョンは
第28回百想芸術大賞TV部門で
男性最優秀賞を受賞。
その後、初出演映画
「10人の泥棒たち」は、韓国で
1300万人を超える記録的動員数を記録。
2013年公開の映画
「シークレット・ミッション」も
大ヒットとなり、演技は俳優として
トップスターに。
ドラマでは2015年公開の
「プロデューサー」を最後に
2017年10月に入隊し、2019年に除隊。
復帰作となった2020年公開の
「サイコだけど大丈夫?」は
ニューヨークタイムスで
「最高のインターナショナル
TVショーTOP10」に選定され、
世界的なヒット作となりました。
兵役を経て、それまでは
「いかに自分自身を素晴らしく表現するか」
ということに重点を置いていたけれど、
「どのように作品の中に自分を馴染ませるか」
という作品全体を抽象的に捉えて
自分を表現する視点の大切さに気付いた、
と話すスヒョン。
「プロデューサー」の出演から
約5年間という期間を経て
「サイコだけど大丈夫」で再ブレイク。
変わらぬスターの姿を見せてくれた
スヒョンが、今後どんな姿を
見せてくれるのか、楽しみです。
キム・スヒョンの病気は完治したの?兵役で賞賛された訳とは?
(photo via Instagram)
中学校の頃から不整脈と
発作性上室頻拍という
心臓疾患を抱えていたスヒョン。
発作性上室性頻拍
(ほっさせいじょうしつせいひんぱく)とは、
発作的に起こる脈が速くなる
不整脈のひとつで、
突然止まる動悸や胸部違和感、
不快感として自覚される病気。
入隊のため、20歳ではじめて
国防部で身体検査を受けた時、
子どもの頃から心臓疾患を患っていた
スヒョンの身体検査結果は4級。
判定が1~3級の者は「現役兵」、
4級は「補充役」と呼ばれ、
公益勤務にあたる判定となります。
スヒョンは20歳の頃から兵役を
意識して生活していたそうで、
自ら現役での兵役を強く志望。
俳優デビューからわずか3年後の
2010年に兵役のため心臓手術を決意。
体調管理と病院での治療を並行して進め、
2015年に再検査を受け、
見事に1級判定で
現役入隊を果たしました。
新兵教育隊で基礎軍事訓練を受け、
第一師団捜索大隊に配属されたスヒョン。
兵役期間中、模範の訓練生に選ばれ、
師団長から優秀賞を受賞したそうです。
私たち日本人には、
理解が難しい兵役の大変さ。
韓国では、兵役をまぬがれる為、
意図的に体重を増やしたり、
精神疾患を装うなどの方法で
4級判定を狙い、公的機関での
勤務での兵役の履行を望む
若者が増えているのだとか。
そんな中、自らの病気を克服し、
優秀な成績で兵役を全うした
スヒョンの姿勢は多くの称賛を
受けました。
入隊前のインタビューで
「入隊する時になって、身体が
自然と治った」と話し、立派に
兵役を終えたスヒョンに
病気の心配はもういらないようです。
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