プラスチックの削減はなぜ必要なの？海の生物や私たちへの影響は？
そもそもプラスチックの削減は
なぜ必要なのでしょうか。
あまり知られていませんが、
日本の１人あたりのプラスチック廃棄量は
アメリカに次いで世界第2位。
海には毎年800万トンもの
プラスチックごみが捨てられています。
ウミガメをはじめとした海洋生物が
プラスチックやポリ袋を食べて
命を落としてしまう事が
世界的にも問題になっています。
（画像：NGO グリーンピース ジャパンより）
また、プラスチックごみの悪影響は
海の生物へばかりではありません。
海に捨てられたプラスチックごみは
波にさらされて砕け、
5㎜以下のマイクロプラスチックになり、
それを海の魚たちが食べています。
（画像：NGO グリーンピース ジャパンより）
マイクロプラスチックを食べた魚は
私たちの体内へも入ってきて、
人間の健康にも害を及ぼすと
言われています。
海の環境ばかりではなく、
わたしたちの健康を守るためにも
プラスチックの削減は
重要な課題なのです。
まとめ
今回は、プラスチック製品の
使用を削減することでできる
エコ活動について紹介しました。
コロナウイルスの影響で、
毎日の生活に欠かせないアイテムとなった
マスク。
意外と知られていませんが、
使い捨てマスクにはプラスチックが
原料として使われています。
中国でのマスクの生産量は
1日に1億1600万枚と従来の10倍に
膨れ上がり、ある試算によると
世界で毎月1290億枚のマスクが
ゴミになると懸念されています。
プラスチックごみ削減のためには
使いまわせるマスクの普及も
重要となりそうです。
一人一人の意識の変化が、
未来を担う子供たちの将来を
変えられるはずです。
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